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十味敗毒湯
十味敗毒湯
(じゅうみはいどくとう)
構成生薬 柴胡 , 桔梗 , 桜皮 , 防風 , 茯苓 , 川芎 , 独活 , 荊芥 , 甘草 , 生姜
適応病態 少陽病期の虚実間証で,胸脇苦満があり,諸種の皮膚疾患で,患部が発散性或はびまん性の皮疹で覆われ,滲出液の少ない場合に用いられる
適応疾患 じんま疹, 急性湿疹, 神経質, 湿疹, 尋常性ざ瘡, 手掌白癬, 足白癬, 白癬, 顔面挫創, 乳房炎症性疾患, 顔面挫創, 伝染性膿痂疹
原典 瘍科方筌
条文 「十味敗毒散,家方 癰疽,および諸般の瘡腫起こりて,増寒壮熱,疼痛する者を治す」
「諸疔瘡,発熱悪寒,頭痛,疼痛の者を治す」
備考 華岡青洲の創方で,万病回春の荊防敗毒散より前胡,薄荷,連翹,桔殻,金銀花の五味をのぞき,桜皮一味を加えたものである。勿誤薬室方凾口訣には「此の方は青洲が荊防敗毒散を取捨したる者にて,荊散よりは其の力優なりとす」とあり,少陽病期の虚実間証で,胸脇苦満があり,皮膚疾患で分泌物があまり多くないものに用いられる