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カミツレ
カミツレ
(かみつれ)
生薬別名 ジャーマンカモミール
生薬ラテン名 Chamomillae Flos
生薬英名 German Chamomile Flower
科名 キク科 Compositae
基原 カミツレ Matricaria Chamomilla Linné
薬用部位 頭花
選品 未詳
主要成分 単糖類 Monosaccharides:
Inositol

セスキテルペノイド Sesquiterpenoids:
l-α-Bisabolol, l-α-bisabolol oxide A, α-Farnesene, Matricin, Chamazulene, Matricarin, Chamomilla ester

トリテルペノイド Triterpenoids:
Taraxasterol

フラボノイド Flavonoids:
Apigenin, Quercetin, Patulitrin, 5,4'-Dihydroxy-3,6,7,3'-Tetramethoxy-flavone, Luteolin, Patuletin, Chrysoeriol, Isorhamnetin, Apigenin 7-(6-O-acetyl)glucoside, Apigenin 7-glucoside

クマリン類 Coumarins:
Herniarin, Umbelliferone, Esculetin

その他の芳香族誘導体 Other aromatic derivatives:
Anisic acid, Vanilic acid, Syringic acid, Caffeic acid
薬理作用 抗炎症作用 (chamazulene). 抗痙攣作用 (herniarin).
臨床応用 発汗, 駆風, 消炎, 鎮痙薬として, 風冒, 頭痛, 下痢などに応用する. また芳香性苦味健胃薬として食欲不振に用いる.浴湯料としてリウマチに応用する.
頻用疾患 感冒, 頭痛, 下痢, 食欲不振, リウマチ
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類  
薬能  
薬徴  
備考 ヨーロッパで一番にあげられるハーブが「カモミール」. 一年草のジャーマンカモミール (カミツレ) と多年草のローマンカモミール (ローマカミツレ) Anthemis-nobilis L. の2種類がある. Chamomile はギリシア語の地上を表わす「Khamai」とリンゴを表わす「Melon」からきており, 花の香りにリンゴ風味があることに由来する. この芳香はジャーマンとローマンで多少異なる. ジャーマンカモミールの頭状花はヨーロッパ大陸, 特にドイツでよく使われ, その浸剤には穏やかな鎮静作用があって, 気分のいらだちや不眠症に効果があるとされる. また, 冷え性の人の保温や風邪の初期の発汗解熱, 咽喉痛にも用いられる. ローマンカモミールは真正のカモミールであるとされ, イギリスのカモミールと言えばこちらを指す. ジャーマンカモミールと成分もよく似ており, 同様の薬効がある.
参考文献