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天南星
天南星
(てんなんしょう)
天南星 入手時名称:天南星
撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館
TMPW No.:1121

生薬別名  
生薬ラテン名 Arisaematis Rhizoma
生薬英名 Arisaema Tuber
科名 サトイモ科 Araceae
基原 マイヅルテンナンショウ Arisaema heterophyllum Blume, Arisaema erubescens Schott, Arisaema amurense Maximowicz 又はその他同属の近縁植物
薬用部位 コルク層を除いた塊茎 
[生姜を加えて炮製したものを製南星,牛の胆汁で炮製したものを胆南星,薬品による炮製を加えていないものを生南星という]
選品 円くてよく肥え,内部が白いものがよいとされる (NI).
主要成分 多糖類 Polysaccharides:
澱粉

その他 Other:
サポニン, シュウ酸カルシウム
薬理作用 未詳
臨床応用 鎮痙, 去痰, 除湿薬として, 中風, 脳卒中による半身不随, 口噤強直, 破傷風, 小児の熱性痙攣などに応用する. また民間では粉末を瘡傷に外用して鎮痛, 消腫の効があるとしている.
頻用疾患 咳嗽, 多痰, 胸が苦しい, めまい, 半身不随, 顔面神経麻痺, しびれ, 破傷風, 項背部の強直, 皮膚化膿症, リンパ節腫, 毒蛇咬傷
含有方剤 開結舒経湯 , 加減潤燥湯
帰経 肺・肝・脾
温 微温 微温
微辛(製南星)辛・苦(胆南星)辛・苦(生南星)
神農本草経 下品
中医分類 化痰止咳薬 (化痰薬)
薬能 燥湿化痰,去風止痙,散結消腫.頑痰咳嗽,風痰眩暈,中風痰壅,口眼歪斜,半身不遂,癲癇,驚風,破傷風に応用する.生を癰腫,蛇虫咬傷に外用する.有毒.
薬徴  
備考  
参考文献 NI: 一色直太郎, 『和漢薬の良否鑑別法及調製法』, 吐鳳堂書店, 東京, 1987.