メニュー  → 生薬学術情報  → 
小麦
小麦
(しょうばく)
小麦
入手時名称:小麦
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:3793

生薬別名 浮小麦
生薬ラテン名 Tritici Semen
生薬英名 Wheat
科名 イネ科 Gramineae
基原 コムギ Triticum aestivum Linné (IPNI:332110-2)
薬用部位 果実
選品 未詳
主要成分 未詳
薬理作用 未詳
臨床応用 小児の夜泣き,疳の虫やひきつけ,ノイローゼ,ヒステリー,躁鬱病などに用いる.腹直筋が攣急して脳神経系統に急迫の症状があるものを目的とする.
頻用疾患 焦燥,不安感,恍惚状態,不眠,痙攣,盗汗
含有方剤 甘麦大棗湯
帰経 心, 肝
神農本草経  
中医分類 養心安神薬
薬能 養心除煩,利小便.臓燥証悲傷欲 ,熱淋,小便不利に用いる.
薬徴  
備考 日本薬局方外生薬規格2018収載品.
『本草綱目』の「小麦」の項に「浮麦」として「水でとぐと浮き上がるもので,焙って用いる」と記される.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK, metabolomics.jp, KampoDB
参考文献