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木香
木香
(もっこう)
唐木香 入手時名称:唐木香
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:4425

生薬別名 唐木香, インド木香, 広木香, 雲木香, 老木香
生薬ラテン名 Saussureae Radix
生薬英名 Saussurea Root
科名 キク科 Compositae
基原 Saussurea lappa Clarke
薬用部位
選品 よく肥大し,内部の充実した香りの強いものが良品(TN).
主要成分 脂質 Lipids:
Aplotaxene

セスキテルペノイド Sesquiterpenoids:
α-Ionone, Dehydrocostus lactone, Saussurea lactone, Costunolide, Dihydrocostunolide, alpha-Costol, beta-Costol, γ-Costol, β-Costic acid, β-Cyclocostunolide, Alantolactone, Isoalantolactone, Isodehydrocostus lactone, Isozaluzanin C, Mokkolactone, Saussureal

トリテルペノイド Triterpenoids:
Betulin

ステロール Sterols:
Stigmasterol
薬理作用 抗菌作用(精油成分:連鎖球菌,ブドウ球菌),気管拡張,平滑筋弛緩作用(saussurine).
臨床応用 健胃,整腸薬として,嘔吐,腹痛,下痢,消化不良,寄生虫病などに応用する.薫香料にも用いられる.
頻用疾患 腹満,腹痛,悪心,嘔吐,便秘,下痢,テネスムス,消化不良,食欲不振
含有方剤 烏苓通気湯 , 加減小柴胡湯 , 加味帰脾湯 , 桔梗湯[外台] , 帰脾湯 , 芎帰補中湯 , 九味檳榔湯 , 香朴湯 , 行和芍薬湯 , 牛膝散 , 香砂養胃湯 , 三生飲 , 七味白朮湯 , 実脾湯 , 芍薬湯 , 順気和中湯 , 椒梅湯 , 参蘇飲 , 喘四君子湯 , 銭氏白朮散 , 中正湯 , 丁香柿蔕湯 , 釣藤散 , 丁附理中湯 , 内疎黄連湯 , 女神散 , 肺疳方 , 貝母湯 , 分消湯 , 防已散 , 防已湯 , 牡丹皮散 , 本方芍薬湯 , 弄玉湯
帰経 脾・大腸
辛・苦
神農本草経 上品
中医分類 理気薬
薬能 行気止痛,健脾消食.胸胃脹痛,瀉痢後重,食積不消,不思飲食に用いる.
薬徴  
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 TN: 難波恒雄, 津田喜典編集, 『生薬学概論』, 改訂第3版, 南江堂, 東京, 1998.