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茴香
茴香
(ういきょう)
小茴香 入手時名称:小茴香
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:4895

生薬別名 小茴香
生薬ラテン名 Foeniculi Fructus
生薬英名 Fennel
科名 セリ科 Umbelliferae
基原 ウイキョウ Foeniculum vulgare Miller
薬用部位 果実
選品 外面は灰黄緑色~灰黄色.黒ずんだものは良くない.芳香が強く,噛んでやや甘味を有するものが良品(TN).
主要成分 脂質 Lipids:
脂肪油

モノテルペノイド Monoterpenoids:
d-Limonene, l-Limonene, d-Fenchone, d-Pinene, Dipentene, β-Pinene, Camphene, γ-Terpinene, p-Cymene, Camphor

フェニルプロパノイド Phenylpropanoids:
Anethole, Estragole

その他の芳香族誘導体 Other aromatic derivatives:
Anisaldehyde
薬理作用 腸管蠕動運動促進(茴香油)
臨床応用 芳香性健胃,駆風,去痰薬.香味料.漢方では鎮痛薬として,陰寒の小腹疼痛,疝気などに応用する.
頻用疾患 四肢の冷え, 下腹痛, 睾丸痛, 陰嚢水腫, 上腹痛, 嘔吐, 食欲不振
含有方剤 安中散 , 加減小柴胡湯 , 丁香柿蔕湯 , 補陰湯
帰経 肝・腎・脾・胃
神農本草経  
中医分類 温裏祛寒薬 (温裏薬)
薬能 散寒止痛,理気和胃.寒疝腹痛,睾丸偏墜,痛経,少腹冷痛,腹(胃)脹痛,食少吐瀉,睾丸鞘膜積液に用いる.
薬徴  
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 TN: 難波恒雄, 津田喜典編集, 『生薬学概論』, 改訂第3版, 南江堂, 東京, 1998.