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薏苡仁
薏苡仁
(よくいにん)
薏苡仁, 入手時名称:薏苡仁,
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:10087
Coix lacryma-jobi Linné var. mayuen Stapf 植物名:Coix lacryma-jobi Linné var. mayuen Stapf
撮影場所:日本, 北海道
撮影日時:1982
撮影者:小松かつ子

生薬別名 ハトムギ
生薬ラテン名 Coicis Semen
生薬英名 Coix Seed
科名 イネ科 Gramineae
基原 ハトムギ Coix lacryma-jobi Linné var. mayuen Stapf
薬用部位 成熟種子を乾燥させたもの。
選品 類白色で粒が大きく,虫害のない新鮮なものが良品(TN).
主要成分 脂質 Lipids:
Palmitic acid, Myristic acid, Linolic acid, cis-8-octadecenoic acidなどのglycerides

その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds:
Coixenolide

多糖類 Polysaccharides:
澱粉

ステロール Sterols:
β-Sitosterol, Campesterol, Stigmasterol

アミノ酸 Amino acids:
Glutamic acid, Leucine, Tyrosine, Valine

アルカロイド Alkaloids:
Coixol
薬理作用 呼吸作用(小量;亢進,大量;麻痺),肺血管拡張作用.
臨床応用 利尿,消炎,鎮痛,排膿薬として,浮腫,リウマチ,神経痛などの身体疼痛,化膿症などに応用する.また民間では,イボ取りの薬として用い,滋養,強壮薬にも用いる.
頻用疾患 浮腫, 尿量減少, 発熱, 身体が重だるい, 胸が苦しい, 下痢, 関節の腫脹・疼痛, しびれ, 肺化膿症, 虫垂炎, 泥状水様便, 帯下
含有方剤 参苓白朮散 , 麻杏薏甘湯 , 腸廱湯 , 謄龍湯 , 薏苡仁湯 [外科正宗] , 薏苡仁湯 [明医指掌] , 薏苡附子敗醤散 , 葦茎湯 , 葦茎合四順湯 , 瓜子仁湯 , 桔梗湯[外台] , 四物湯脚気加減 , 清湿湯 , 治黄胖方 , 腸廱湯加芍薬 , 牡丹皮散
帰経 脾・胃・肺
微寒
甘・淡
神農本草経 上品
中医分類 利水滲湿薬
薬能 健脾滲湿,除痺止瀉,清熱排膿.水腫,脚気,小便不利,湿痺拘攣,脾虚泄瀉,肺癰,腸癰,扁平疣に用いる.
薬徴 浮腫を主治する也。
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 TN: 難波恒雄, 津田喜典編集, 『生薬学概論』, 改訂第3版, 南江堂, 東京, 1998.
遺伝子領域
Gene Region
Nuclear Chloroplast Mitochondria
基原 5Ss 18S ITS1 5.8S ITS2 26S others trnH-psbA matK trnK trnK-rps16 trnT-L trnL trnL-F rbcL rpoC1 ndhF others
Coix lacryma-jobi Linné var. ma-yuen Stapf
rpoC2
 AY174476
nad3-rps12
 AF239263