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藿香
藿香
(かっこう)
生薬別名 広藿香
生薬ラテン名 Pogostemi Herba
生薬英名 Pogostemon Herb
科名 シソ科 Labiatae
基原 Pogostemon cablin Bentham
薬用部位 地上部
選品 葉が大きくて,青みを帯びたものほど良いとされる(NI).
主要成分 セスキテルペノイド Sesquiterpenoids:
Patchouli alcohol, Cycloseychellene, Pogostol

フェニルプロパノイド Phenylpropanoids:
Methylchavicol (= Esdragol)
薬理作用 胃液分泌促進作用.
臨床応用 芳香性健胃,発表薬として,食欲不振,消化不良,暑気あたり,寒熱頭痛などに応用する.また制吐,止瀉作用があり,嘔吐,下痢などにも用いる.
頻用疾患 食欲不振, 腹満, 消化不良, 倦怠感, 悪寒, 発熱, 頭痛, 暑気あたり, 悪心, 嘔吐, 妊娠悪阻, 副鼻腔炎, 下痢
含有方剤 香砂六君子湯 , 竹葉湯 , 藿朴夏苓湯 , 一加減正気散 , 加減小柴胡湯 , 加減茯苓半夏湯 , 加味理中湯(回春) , 藿香正気散 , 藿香平胃散
帰経 脾・胃・肺
微温
神農本草経  
中医分類 芳香化湿薬
薬能 芳香化濁,開胃止嘔,発表解暑.湿濁中阻,胃痞嘔吐,暑湿倦怠,胸悶不舒,寒湿閉暑,腹痛吐瀉,鼻淵頭痛に用いる.
薬徴  
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 NI: 一色直太郎, 『和漢薬の良否鑑別法及調製法』, 吐鳳堂書店, 東京, 1987.