三稜
(さんりょう)
生薬別名 | 京三稜, 紅蒲根, 光三稜 |
生薬ラテン名 | Sparganii Rhizoma |
生薬英名 | Sparganium Rhizome |
科名 | ミクリ科 Sparganiaceae |
基原 | ミクリ Sparganium stoloniferum Buchanan-Hamilton ex Juzepczuk (IPNI:60461195-2) |
薬用部位 | 塊茎 |
選品 | 淡灰色で下端は稜だって全體が鮒のような恰好をし、小さいものが良い。暗色を呈するものは悪い (文献Q1)。 |
主要成分 | テルペノイド (精油) terpenoids (essential oils) - unspecified (四川省産の荊三稜) |
薬理作用 | 未詳. |
臨床応用 | 通経,駆瘀血,鎮痛薬として,ちょうか積聚,経閉不通,産後のお阻腹痛,乳汁不通など,いっさいの気血の凝滞,胸腹脇肋の疼痛に応用する. |
頻用疾患 | 腹腔内腫瘤, 無月経, 月経痛, 産後お阻, 腹痛, 腹満 |
含有方剤 | 浄腑湯 |
帰経 | 肝, 脾 |
性 | 平 |
味 | 苦 |
神農本草経 | |
中医分類 | 活血化瘀薬 (活血去お薬) |
薬能 | 破血行気,消積止痛.癥瘕痞塊,お血経閉,食積脹痛に用いる. |
薬徴 | |
備考 | 外部リンク: KNApSAcK |
参考文献 | 選品 Q1) 一色 直太郎 編: 和漢薬の良否鑑別法及調製法, 吐鳳堂書店, 東京, 1987. |