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五加皮
五加皮
(ごかひ)
生薬別名 香加皮
生薬ラテン名 Acanthopanacis Cortex
生薬英名 Acanthopanax Bark
科名 ガガイモ科 Asclepiadaceae
基原 Acanthopanax gracilistylus W.W.Smith (IPNI:89457-1)
薬用部位 根皮
選品  
主要成分 脂肪酸 fatty acids
- Arachidic acid
- Linoleic acid
- Linolenic acid
- Palmitic acid

ステロール sterols
- unspecified

リグナンとネオリグナン lignans & neolignans
- Acanthoside A
- Acanthoside B
- Acanthoside D
- Savinin

その他の芳香族化合物 other aromatic compounds
- 4-Methoxysalicylaldehyde

その他 others
- Seagmin
薬理作用 殺虫作用(浸液).強心作用.
臨床応用 強壮,利水,去湿,鎮痛薬として,リウマチ,神経痛などの腰膝疼痛,脚気,皮膚風湿,水腫,インポテンツ,陰嚢湿痒などの症に応用する.また 「五加皮酒」 の原料としての用途も多い
頻用疾患 リウマチ, 神経痛, 脚気, 水腫, インポテンツ, 浮腫
含有方剤
帰経 肝, 腎
神農本草経 上品
中医分類 祛風湿薬
薬能 去風湿,補肝腎,強筋骨.風湿痺痛,筋骨痿軟,小児行遅,体虚乏力,水腫,脚気に用いる.
薬徴  
備考 香加皮(南方各省),臭五加(四川),五加皮,杠柳皮(通称)とも称する.現在日本に輸入される五加皮は,ほとんどがこのものである.
外部リンク: KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 135-137.
 

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