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和羌活
和羌活
(わきょうかつ)
生薬別名 和羗活
生薬ラテン名 Araliae Cordatae Radix
生薬英名 Aralia Root
科名 ウコギ科 Araliaceae
基原 ウド Aralia cordata Thunberg (IPNI:89613-1)
薬用部位
選品  
主要成分 テルペノイド (精油) terpenoids (essential oils)
- unspecified (A. cordata)

トリテルペン系サポニン triterpenoid saponins
- unspecified (A. cordata)

クマリン類 coumarins
- Angelicone (A. pubescens)
- Angelol G (A. pubescens)
- Angelol K (A. pubescens)
- Bergapten (A. pubescens)
- Osthole (A. pubescens)
薬理作用  
臨床応用 鎮痛,鎮痙,新陳代謝賦活薬として,頭痛,関節痛,リウマチ,半身不随,身体疼痛などに応用する.
頻用疾患 感冒, 発熱, 頭痛, 関節の腫脹・疼痛, リウマチ
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類  
薬能  
薬徴  
備考 日本薬局方外生薬規格2018収載品.
日本ではウコギ科のウド Aralia cordata Thunb. の根の細いものを「和羌活」と称し,「独活」と混用している.日本産の「独活」及び「和独活」,韓国産の「独活」,中国産の「九眼独活」はウドの,通例,根茎である.このものは「ドクカツ」として『日本薬局方外生薬規格』(1989)に収載される.日本産の「長羌活」,「巻姜活」はセリ科のシシウド Angelica pubescens Maxim. の根及び根茎である.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK, metabolomics.jp
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp. 89-91, 115-116.
 

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