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地竜
地竜
(じりゅう)
地竜
入手時名称:地竜
撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館
TMPW No.:14383

生薬別名 蚯蚓
生薬ラテン名 Lumbricus
生薬英名 Earthworm
科名 フトミミズ科 Megascolecidae
基原 - Perichaeta aspergillum Perrier (GBIF:9378634)
- その他近縁動物
薬用部位 内部を除いたもの
選品 ミミズの陰乾ししたもので、よく乾いた、長くて折れていない、袋込なら土気のない、嵩の高いもの程良い (文献Q1)。
主要成分 その他の含窒素化合物 other nitrogen compounds
- Lumbrofebrin

その他 others
- C5H4ON4・AuCl3 (広地竜)
- C5H4ON4・HCl・AuCl3・H2O (広地竜)
- Lumbritin
- Terrestro-lumbrilysin
薬理作用 解熱作用, 気管支拡張作用, 降圧作用
臨床応用 解熱, 鎮痙, 利尿, 解毒薬として用いる. 民間薬としての需要が根強い.
頻用疾患 痙攣, 咳嗽, 関節の腫脹・疼痛, 半身不随, 排尿困難, 高血圧症, 水腫
含有方剤 補陽還五湯
帰経 肝, 脾, 膀胱
神農本草経  
中医分類 平肝熄風薬
薬能 清熱定驚, 通絡, 平喘, 利尿. 高熱神昏, 驚癇, 抽ちく, 関節痺痛, 肢体麻木, 半身不遂, 肺熱喘咳, 尿少水腫, 高血圧症に用いる.
薬徴  
備考 日本薬局方外生薬規格2018収載品.
外部リンク: 民族薬物DB, KampoDB
参考文献 選品
Q1) 一色 直太郎 編: 和漢薬の良否鑑別法及調製法, 吐鳳堂書店, 東京, 1987.

主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 255-257.
 

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