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山豆根
山豆根
(さんずこん)
山豆根 入手時名称:山豆根
撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館
TMPW No.:5335

生薬別名 広豆根
生薬ラテン名 Sophorae Subprostratae Radix
生薬英名 Sophora Subprostrata Root
科名 マメ科 Leguminosae
基原 Sophora subprostrata Chun et T. Chen
薬用部位 根及び根茎
選品 未詳
主要成分 トリテルペン系サポニン Triterpenoid saponins:
Lupeol

ステロール Sterols:
β-Sitosterol

イソフラボン Isoflavones:
l-Maackiain, Trifolirhizin, l-Pterocarpin, Genistein

カルコン、ジヒドロカルコン及びオーロン Chalcones, Dihydrochalcones & Aurones:
Sophoradin, Sophoranone, Sophoradochromene, Sophoranochromene

フェノール系化合物 Phenol derivatives:
trans-Caffeic acid docosylesterを主にした新phenol性物質

キノリチジンアルカロイド Quinolizidine alkaloids:
Matrine, Oxymatrine, Anagyrine, N-Methylcytisine

イソキノリンアルカロイド Isoquinoline alkaloids:
[Menispermum dauricum]: Dauricoside
薬理作用 抗腫瘍, ストレス性潰瘍抑制 (エキス). 抗腫瘍 (matrine). 幽門結紮誘発潰瘍・ストレス性潰瘍抑制, 胃液分泌抑制 (sophoradin, sophoranone).
臨床応用 解毒,鎮痛,消炎,抗腫瘍薬として,咽喉腫痛,肺癌や咽頭癌などの初期に応用する.子宮頸部炎や口内炎に外用する.
頻用疾患 咽喉の腫脹疼痛, 歯齦の腫脹疼痛, 早期癌, 皮膚潰瘍, 子宮頚部炎, 口内炎
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 清熱解毒薬
薬能  
薬徴  
備考 山豆根の基源は数種類に及ぶ.現在中国から輸入される山豆根は Sophora属のもので,広西壮族自治区に主産する.東北,華北産の山豆根はツヅラフジ科の Menispermum dauricum DC. コウモリカズラの根茎(北豆根).湖北, 河南,山西,甘粛,陜西,江蘇省などで用いられる山豆根はマメ科の Indigofera amblyantha Craib, I. fortunei Craib 及び I. ichangensis Craib など多種の Indigofera 属植物の根である.
参考文献