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延命草
延命草
(えんめいそう)
延命草 入手時名称:延命草
撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館
TMPW No.:13812

生薬別名  
生薬ラテン名 Isodonis Herba
生薬英名 Isodon Herb
科名 シソ科 Labiatae
基原 ヒキオコシ Isodon japonicus Hara (Plectranthus japonicus Koidzumi, Rabdosia japonica Hara) 又はクロバナヒキオコシIsodon trichocarpus Kudo (Plectranthus trichocarpus Maximowicz, Rabdosia trichocarpa Hara)
薬用部位 地上部
選品 未詳
主要成分 ジテルペノイド Diterpenoids:
[R. japonica]: Enmein, Nodosin, Isodocarpin, Isodotricin, Isodonal, Epinodosin, Sodoponin, Epinodosinol
[R. trichocarpa]: Enmein, Nodosin, Isodocarpin, Isodotricin, Isodonol, Enmedol, Enmenol, Enmenin, Enmelol, Ememodin, Trichorabdal A
[R. lasiocarpa]: Lasiokaurin, Lasiodonin, Oridonin, Lasiokaurinol, Lasiokaurinin
薬理作用 抗菌作用 (oridonin, enmein, lasiokaurin: グラム陽性菌) . 抗潰瘍作用 (oridonin, enmein, lasiokaurin). 胃内細菌であるHelicobacter pyloriの除菌作用 (trichorabdal A).
臨床応用 苦味健胃薬として, 消化不良, 食欲不振, 腹痛などに応用する. 龍胆, センブリの代用とする.
頻用疾患 消化不良, 食欲不振, 腹痛
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類  
薬能  
薬徴  
備考 日本の民間薬で, 『和漢三才図会』巻第93, 芳草類中に「延命草(ヒキオコシ), 延命草は俗字, 俗伝比木乎古之, 引起すの義は回生起死の謂である」として収載されている. その名義について「相伝う. 行人山中に於て腹痛してまさに死なんとする者あり. 時に弘法大師の登山するに遇いて, この草を吃はしめ立処にいゆ. 後に亦之を試みるに皆験あり.因って延命草と名づく」とある.
参考文献