メニュー  → 生薬学術情報  → 
決明子
決明子
(けつめいし)
生薬別名  
生薬ラテン名 Cassiae Semen
生薬英名 Cassia Seed
科名 マメ科 Leguminosae
基原 エビスグサ Cassia obtusifolia Linné 又は Cassia tora Linné
薬用部位 種子
選品 黒褐色で光沢の強いものが良品.C.tora は豆角が小さく稜角が顕著で,側面の縦紋が臍まで達する(TN).
主要成分 アントラキノン Anthraquinones:
Emodin, Obtusifolin, Obtusin, Chryso-obtusin, Aurantio-obtusinおよびそれらの配糖体;
Chrysophanol, Physcion

γ-ピロン類 γ-Pyrone derivatives:
Rubrofusarin, nor-Rubrofusarin, Rubrofusarin gentiobioside;
Cassiaside

イソクマリン類 Isocoumarins:
Toralactone

ナフタレン系化合物 Naphthalenes:
Torachrysone
薬理作用 血圧降下,胃液分泌抑制,抗菌(黄色ブドウ球菌).
臨床応用 緩下,整腸,利尿薬として,充実した体質の人の便通を整え,血圧を下げるのに応用される.民間的に「ハブ茶」と称し,お茶代わりに常用される.中国では緑内障,とり目,そこひ,目赤腫痛などにも応用される.
頻用疾患 目の充血, 頭痛, いらいら, 視神経萎縮, 網膜変性, 視力減退, 習慣性便秘, 便秘, 眼痛
含有方剤 洗肝明目湯
帰経 肝・胆
微寒
甘・苦・鹹
神農本草経 上品
中医分類 清熱薬
薬能 清熱明目,潤腸通便.目赤渋痛,羞明多涙,頭痛眩暈,目暗不明,大便秘結に用いる.
薬徴  
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 TN: 難波恒雄, 津田喜典編集, 『生薬学概論』, 改訂第3版, 南江堂, 東京, 1998.