犀角
(さいかく)
生薬別名 | 水犀角 |
生薬ラテン名 | Rhinocertis Cornu |
生薬英名 | Rhinoceros Horn |
科名 | サイ科 Rhinoceratidae |
基原 | クロサイ Diceros bicornis (Linné) (GBIF:5220111) |
薬用部位 | 角 |
選品 | |
主要成分 | アミノ酸 amino acids - Cystine - Thiolactic acid - Tyrosine ペプチド peptides - unspecified |
薬理作用 | 強心作用.血圧上昇. |
臨床応用 | 解熱,強心,鎮静,解毒薬として,発熱,発疹などに応用する.特に小児の麻疹の特効薬として瀕用され,また発疹性熱性病の治療にも有効な場合があるといわれている. |
頻用疾患 | 高熱, 意識障害, 痙攣, 吐血, 鼻出血, 発疹 |
含有方剤 | |
帰経 | |
性 | |
味 | |
神農本草経 | |
中医分類 | 清熱涼血薬 |
薬能 | |
薬徴 | |
備考 | 鳥犀角はインドサイ R. unicornis L. などの角.中国古来の犀角は「烏犀角」である.近縁種の ジャワサイ R. sondaicus Desmarest(烏犀角)及び スマトラサイ R. sumatrensis Cuvier(水犀角)などの角も用いられる.現在はワシントン条約で取引が禁止されている. 外部リンク: 民族薬物DB |
参考文献 | 主要成分 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 288-290. |