瓜蒂
(かてい)
入手時名称:瓜蒂 撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館 TMPW No.:1867 |
生薬別名 | |
生薬ラテン名 | Melonis Calyx |
生薬英名 | Melo Calyx |
科名 | ウリ科 Cucurbitaceae |
基原 | Cucumis melo Linné (IPNI:292238-1) |
薬用部位 | 未熟果の果柄をつけた宿存蔕 |
選品 | 未熟の時に採った、苦味の多い、新しいものが良いとされる (文献Q1)。 |
主要成分 | トリテルペノイド triterpenoids - Cucurbitacin E (苦味質) |
薬理作用 | 未詳 |
臨床応用 | 催吐薬.身体,顔面,四肢などの水腫に応用する. |
頻用疾患 | 催吐, 水腫 |
含有方剤 | 瓜蒂散 |
帰経 | 胃 |
性 | 寒 |
味 | 苦 |
神農本草経 | 中品 |
中医分類 | 催吐薬 |
薬能 | 催吐,去湿熱.熱痰,宿食,黄疸,濕邪頭痛に用いる. |
薬徴 | |
備考 | マクワウリはインド原産で,日本に渡来したのは極めて古く,弥生時代には既に栽培されていた. 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK |
参考文献 | 選品 Q1) 一色 直太郎 編: 和漢薬の良否鑑別法及調製法, 吐鳳堂書店, 東京, 1987. 主要成分 C1) 生薬学概論, p. 264. |