白梅花
(はくばいか)
生薬別名 | |
生薬ラテン名 | Mume Flos |
生薬英名 | Plum Flower |
科名 | バラ科 Rosaceae |
基原 | - ウメ Prunus mume Siebold et Zuccarini (IPNI:730000-1) - その変種 |
薬用部位 | 開花直前の花蕾 |
選品 | |
主要成分 | フェニルプロパノイド phenylpropanoids - Isoeugenol その他の芳香族化合物 other aromatic compounds - Benzaldehyde - Benzoic acid |
薬理作用 | |
臨床応用 | 健胃,解毒,鎮静薬として,熱煩症状,精神不定,食欲不振,咽頭部の梗塞感などに応用する.また唇上に瘡ができたとき,白梅花弁を貼るとよい. |
頻用疾患 | 食欲不振, 気鬱, 痰 |
含有方剤 | |
帰経 | |
性 | |
味 | |
神農本草経 | |
中医分類 | 理気薬 |
薬能 | 開郁和中,化痰,解毒.郁悶心煩,肝胃気痛,梅核気,瘰癧瘡毒に用いる. |
薬徴 | |
備考 | 花冠の白いものを白梅花,紅いものを紅梅花と称するが,薬用には白梅花を良品とする.しかしその薬効上の根拠はない.本種の未熟果実を薫蒸して乾燥させたものは「烏梅」である. 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK |
参考文献 | 主要成分 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 105-106. |