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益智
益智
(やくち)
益智 入手時名称:益智
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:16211

生薬別名 益智仁
生薬ラテン名 Alpiniae Fructus
生薬英名 Bitter Cardamon
科名 ショウガ科 Zingiberaceae
基原 Alpinia oxyphylla Miquel
薬用部位 果実
選品 大粒で外面が淡黄色~淡黄かっ色を呈する芳香の強いものが良品(TN).
主要成分 モノテルペノイド Monoterpenoids:
1,8-Cineole, β-Pinene, p-Cymene, Terpinen-4-ol;
Camphor

セスキテルペノイド Sesquiterpenoids:
Zingiberene, β-Salinene, β-Caryophyllene, α-Humulene, α-Copaene, Nootkatone;
Zingiberol

フラボノイド Flavonoids:
tectochrysin, chrysin, izalpinin, 3,5-dihydroxy-7, 4'-dimethoxyflavone

ジアリールヘプタノイド Diarylheptanoids:
Yakuchinone A(1-(4'-hydroxy-3'-methoxyphenyl)-7-phenyl-3-heptanone), Yakuchinone B
薬理作用 抗潰瘍作用(アセトンエキス, nootkatone).
臨床応用 芳香性健胃,整腸薬として,消化器官の機能が衰えたとき,消化不良の下痢,神経性下痢などに応用する.縮砂と同様に応用
頻用疾患 腹痛, 冷え, 消化不良, 下痢, 食欲不振, よだれ, 精液漏れ, 頻尿
含有方剤 希有処方に配合 , 家庭薬製剤に配合
帰経 脾, 腎
神農本草経  
中医分類 補陽薬
薬能 温脾止瀉,摂唾涎,暖腎固精縮尿.脾寒泄瀉,腹中冷痛,口多唾涎,腎虚遺尿,小便頻数,遺精白濁に用いる.
薬徴  
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 TN: 難波恒雄, 津田喜典編集, 『生薬学概論』, 改訂第3版, 南江堂, 東京, 1998.