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紫貝歯
紫貝歯
(しばいし)
生薬別名 紫貝, 貝歯, 貝子
生薬ラテン名 Cypraeae Concha
生薬英名 Cypraea Concha
科名 タカラガイ科 Cypraeidae
基原 - ハナマルユキ Monetaria caputserpentis (Linné) (GBIF:5856652)
- Lyncina lynx (Linné) (GBIF:4608089)
- Mauritia arabica (Linné) (GBIF:5724953)
- カモンダカラ Naria helvola (Linné) (GBIF:9709782)
薬用部位 貝殻
選品  
主要成分 その他 others
- 炭酸カルシウム
薬理作用  
臨床応用 抗炎症薬として白内障,充血など眼科疾患に主として内服するほか,鎮痙,精神安定薬として,小児の高熱によるひきつけに応用する.また,頭痛,めまい,発疹の治療薬とする.
頻用疾患 白内障, 目の充血, 痙攣, 不安感, 発熱, 頭痛, めまい, 発疹
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 平肝熄風薬
薬能  
薬徴  
備考 紫貝歯の近縁種として,ホシダカラ Cypraea tigris L.,キッコウダカラ Mauritia maculifera Schilder,ヤクシマダカラ(日本の型) Mauritia arabica asiatica Schilder などの貝殻があり,いずれも南海地方に産する.その他マクラガイ科 (Olividae) のマクラガイ Oliva mustelina Lamarck ,サツマビナ Oliva (Neocylindrus) annulata amethystina Rodingなども商品とされる.
外部リンク: 民族薬物DB
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 309-310.
 

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