メニュー  → 生薬学術情報  → 
羚羊角
羚羊角
(れいようかく)
生薬別名  
生薬ラテン名 Saigae tataricae Cornu
生薬英名 Antelope Horn
科名 ウシ科 Bovidae
基原 サイガカモシカ Saiga tatarica (Linné) (GBIF:2441067)
薬用部位
選品 飴色のものが良いとされる (文献Q1)。
主要成分 その他 others
- 不溶性無機塩類
- 燐酸カルシウム
- 角質蛋白
薬理作用 中枢神経抑制作用 (エタノールエキス), 解熱, 鎮痛作用.
臨床応用 鎮静, 解熱, 抗炎症薬として, 高熱による頭痛, うわごと, 痙攣, 瓦弱などに応用する. また高血圧症, 脳溢血, 脳膜炎にも用いる.
頻用疾患 早期白髪, 腰や膝がだるく無力, 腰痛, 頭のふらつき, めまい, 視力減退, 目がかすむ, 動悸, 不眠
含有方剤
帰経 肝, 心
神農本草経 中品
中医分類 平肝熄風薬
薬能 平肝息風, 清肝明目, 散血解毒. 高熱驚癇, 神昏痙厥, 子癇, 筋肉のひきつり, 癲癇発狂, 頭痛眩暈, 目赤翳障, 温毒発斑, 癰腫瘡毒に用いる.
薬徴  
備考  
参考文献 選品
Q1) 一色 直太郎 編: 和漢薬の良否鑑別法及調製法, 吐鳳堂書店, 東京, 1987.
 

TOPICS

遺伝子解析情報

活性試験情報

生薬成分の代謝情報

伝統医薬データベース


富山大学和漢医薬学総合研究所
研究開発部門
資源開発分野
資源科学領域
〒930-0194
富山県富山市杉谷 2630
TEL: 076-434-7601
FAX: 076-434-5064