メニュー  → 生薬学術情報  → 
胖大海
胖大海
(はんたいかい)
生薬別名  
生薬ラテン名 Sterculiae Semen
生薬英名 Boat-fruited Sterculia Seed
科名 アオギリ科 Sterculiaceae
基原 - Sterculia lychnophora Hance (IPNI:825327-1)
- Sterculia scaphigera Wallich (IPNI:825455-1)
薬用部位 成熟種子
選品  
主要成分 単糖類 monosaccharides
- Arabinose
- D-Galactose
- Pentose
薬理作用 腸管蠕動促進作用(外種皮,内種皮,種仁).
臨床応用 解熱,去痰,緩下薬として,乾咳,咽喉痛,無声,吐血,衂血,痔瘡腫毒,熱結便秘などの症に応用する.また「莫大(ばくだい)」と称し,食用として中国料理に利用している.
頻用疾患 嗄声,咽喉の腫脹疼痛,咳嗽,頭痛,目の充血
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 化痰薬
薬能 清熱潤肺,利咽解毒,潤腸通便.肺熱声唖,干咳无痰,咽喉干痛,熱結便閉,頭痛目赤に用いる.
薬徴  
備考 Sterculia scaphigera Wall.(安南子)はベトナム産,S. lychophora Hance(新州子)はマレー半島産である.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, p. 290.
 

TOPICS

遺伝子解析情報

活性試験情報

生薬成分の代謝情報

伝統医薬データベース


富山大学和漢医薬学総合研究所
研究開発部門
資源開発分野
資源科学領域
〒930-0194
富山県富山市杉谷 2630
TEL: 076-434-7601
FAX: 076-434-5064