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苦参
苦参
(くじん)
苦参 入手時名称:苦参
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:1078
Sophora flavescense 植物名:Sophora flavescense
撮影場所:日本, 京都府
撮影日時:1989
撮影者:小松かつ子

生薬別名  
生薬ラテン名 Sophorae Radix
生薬英名 Sophora Root
科名 マメ科 Leguminosae
基原 クララ Sophora flavescens Aiton
薬用部位
選品 長くて曲折が少なく,内面黄白色で苦味の強いものが良品 (TN).
主要成分 ステロール Sterols:
β-Sitosterol, Stigmasterol, Campesterol

フラバノンとジヒドロフラボノール Flavanones & Dihydroflavonols:
Kurarinol, Kurarinone, Kuraridinol, Norkurarinol

イソフラボン Isoflavones:
Trifolirhizin

アルカロイド Alkaloids:
Matrine, Oxymatrine, Sophoranol, Anagyrine, Methylcytisine, Baptifoline, Sophocarpine, Isomatrine
薬理作用 ストレス性潰瘍抑制 (matrine画分, oxymatrine画分). 随意運動障害, 血管運動中枢抑制 (matrine). 抗真菌 (煎液:各種皮膚白癬菌など).
臨床応用 苦味健胃,解熱,利尿,利胆,消炎,止瀉薬として,手足の血熱による皮膚疾患,口内炎,細菌性下痢,腸炎,小便不利などに応用する.湿疹,寄生性皮膚疾患に外用する.
頻用疾患 下痢, 血便, 痔出血, 黄疸, そう痒, 帯下, 尿量減少
含有方剤 三物黄芩湯 , 消風散 , 当帰拈痛湯 , 当帰貝母苦参丸
帰経 心・肝・小腸・大腸・胃
神農本草経 中品
中医分類 清熱薬 (清熱燥湿薬)
薬能 清熱燥湿,殺虫,利尿.熱痢,便血,黄疸尿閉,赤白帯下,陰腫陰痒,疥癬麻風に用いる.滴虫性陰道炎に外用する.
薬徴  
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 TN: 難波恒雄, 津田喜典編集, 『生薬学概論』, 改訂第3版, 南江堂, 東京, 1998.
遺伝子領域
Gene Region
Nuclear Chloroplast Mitochondria
基原 5Ss 18S ITS1 5.8S ITS2 26S others trnH-psbA matK trnK trnK-rps16 trnT-L trnL trnL-F rbcL rpoC1 ndhF others
Sophora flavescens Aiton
SFL
 EU652723