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苧麻根
苧麻根
(ちょまこん)
生薬別名 苧麻
生薬ラテン名 Boehmeriae Radix
生薬英名 Boehmeria Root
科名 イラクサ科 Urticaceae
基原 ナンバンカラムシ Boehmeria nivea Gaudichaud-Beaupré (IPNI:55676-3)
薬用部位
選品  
主要成分 フェニルプロパノイド phenylpropanoids
- Chlorogenic acid (葉)

アントラキノン anthraquinones
- Emodin (根)
- Physcion-8-β-glucoside (根)

フラボンとフラボノール flavones & flavonols
- Apigenin-rhamnoglucoside (葉)
- Rhoifolin (葉)
薬理作用  
臨床応用 止血,解熱,安胎,利尿,解毒薬として,血尿,妊娠時の胎動不安,胎漏下血,小便不利,淋病,瘡瘍,丹毒などに応用される.
頻用疾患 喀血, 吐血, 血尿, 不正性器出血, 皮下出血, 外傷出血, 妊娠中の下腹痛, 胎動不安, 下血, 小便不利, 淋疾, 排尿痛, 皮膚化膿症, 痔核, 毒蛇咬傷, 排尿痛
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 止血薬
薬能 涼血止血,清熱安胎,清熱利尿,解毒.喀血,吐血,衂血,尿血,崩漏,胎動不安,胎漏下血,小便短赤,淋瀝不暢,小便不通,熱毒瘡瘍,蛇虫咬傷などに用いる.
薬徴  
備考 薬用としてより,繊維植物(地上茎)として栽培されることが多い.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp. 105-106.
 

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