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菱実
菱実
(ひしのみ)
菱の実
入手時名称:菱の実
撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館
TMPW No.:10422

生薬別名 菱の実
生薬ラテン名 Trapae Fructus
生薬英名 Water Chestnut
科名 ヒシ科 Trapaceae
基原 - ヒシ Trapa japonica Flerow (IPNI:431570-1)
- ヒメビシ Trapa incisa Siebold et Zuccarini (IPNI:614402-1)
- メビシ Trapa japonica var. rubeola Ohwi
薬用部位 果実
選品 未詳
主要成分 ステロール sterols
- β-Sitosterol
- 22-Dihydrostigmast-4-ene-3,6-dione
- 4,6,8,(14),22-Ergostatetraen-3-one
薬理作用 未詳
臨床応用 解熱, 健胃, 滋養強壮薬. 消化促進, 駆虫, 解毒, 抗癌作用があるとして民間的に用いられる.
頻用疾患 消化不良, 暑気あたり, 下痢, 発熱
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類  
薬能  
薬徴  
備考 日本薬局方外生薬規格2018収載品.
中国では Trapa bispinosa Roxb. トウビシ または T. maximowiczii Korsch.の果実を「菱角」と称し、生薬製剤の原料にされる。果実のでんぷんは食用または酒の醸造に用いる。
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp. 252-253.
 

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