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蓮子
蓮子
(れんし)
生薬別名  
生薬ラテン名 Nelumbinis Fructus
生薬英名 Lotus Fruit
科名 スイレン科 Nymphaeaceae
基原 ハス Nelumbo nucifera Gaertner (IPNI:605422-1)
薬用部位 種子の仁
選品 未詳
主要成分 少糖類 oligosaccharides
- Raffinose (種子)

多糖類 polysaccharides
- 澱粉 (種子)

アルカロイド alkaloids
- Higenamine (幼芽)
- Isoliensinine (幼芽)
- Liensinine (幼芽)
- Liriodenine (花床)
- Lotusine (幼芽)
- N-Nornuciferine (幼芽, 花床)
- Neferine (幼芽)
- Norarmepavine (花床)
- Nuciferine (花床)
- O-Methylcorypalline (幼芽)
- O-Nornuciferine (幼芽)
- Pronuciferine (幼芽)

その他 others
- Ca (種子0.089%)
- Fe (種子0.0064%)
- P (種子0.285%)
- 炭水化物 (種子62.0%)
- 脂肪 (種子2.0%)
- 蛋白質 (種子16.6%)
薬理作用 冠状血管拡張作用 (methlcorypalline). 子宮平滑筋弛緩作用(demethylcoclaurine).
臨床応用 下痢, 嘔吐などのため食欲の全くない状態を治すのに用いる. 一般には堅い殻を去って「蓮肉」として用いる. その際芯を去って用いる.
頻用疾患 細菌性下痢, 慢性下痢, 嘔吐, 食欲不振
含有方剤
帰経 肝, 腎, 心
甘, 渋
神農本草経  
中医分類 固渋薬
薬能 蓮子(蓮肉):補脾止瀉,益腎養精,養心安神.脾虚久瀉,遺精帯下,心悸失眠に用いる.
石蓮子:清心,除煩,噤口痢に専用する.
薬徴  
備考 外部リンク: KNApSAcK
参考文献  
 

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