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訶子
訶子
(かし)
訶子 入手時名称:訶子
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:1803

生薬別名  
生薬ラテン名 Chebulae Fructus
生薬英名 Myrobalan Fruit
科名 シクンシ科 Combretaceae
基原 ミロバラン Terminalia chebula Retzius
薬用部位 成熟果実(核を取り除いた訶子肉は,タンニンの含量がやや多い)
選品 皮殻が黒くて,内部の実が多く,味の渋いものが良いとされる (NI).
主要成分 タンニン Tannins:
タンニン20~40%: Ellagic acid, Gallic acid, Luteolic acid, Chebulic acid
薬理作用 抗菌(煎液:ブドウ球菌,チフス菌),抗ウイルス(エキス:単純ヘルペスウイルスなど),抗HIV,抗動脈硬化,免疫調節作用.
臨床応用 収斂,止瀉,止血,鎮咳薬として,慢性喉頭炎,喉頭結核,腸出血,痔漏出血,子宮出血,慢性子宮炎,帯下,その他各種の痢疾に応用する.
頻用疾患 下痢, 泥状水様便, 脱肛下血, 呼吸困難, 咳嗽, 失音, 嗄声, 不正性器出血, 帯下, 頻尿, 精液漏れ
含有方剤 響声破笛丸
帰経 肺・大腸
苦・酸
神農本草経  
中医分類 固渋薬 (収渋薬)
薬能 渋腸斂肺,降火利咽.久瀉久痢,便血脱肛,肺虚喘咳,久嗽不止,咽痛音唖に用いる.
薬徴  
備考  
参考文献 NI: 一色直太郎, 『和漢薬の良否鑑別法及調製法』, 吐鳳堂書店, 東京, 1987.