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陽起石
陽起石
(ようきせき)
生薬別名  
生薬ラテン名 Tremolitum
生薬英名 Tremolite
科名  
基原 Tremolite Ca2Mg5Si8O22(OH, Fe)2, 透角閃石(透閃石)
薬用部位 鉱物
選品 光沢があり、色の白いなるだけ軟らかい束緘状の紋理をなすものが良い。淡緑色のものや硬いものは悪い (文献Q1)。
主要成分 その他 others
- Ca2(Mg, Fe++)5[SiO4O11]2[OH]2
薬理作用  
臨床応用 興奮,強精薬として,インポテンツ,腰膝の冷痺,月経不順などに応用する.
頻用疾患 インポテンツ, 月経不順, 腰の冷え, 腹痛, 性機能減退, 水腫
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 補陽薬
薬能  
薬徴  
備考 鉱物学上の陽起石actinoliteは透角閃石に似ているが,光沢ある緑色および灰色繊維状,放射状あるいは針状の透明晶体で,その組成はCa(Mg,Fe++)3(SiO3)4である.
外部リンク: 民族薬物DB
参考文献 選品
Q1) 一色 直太郎 編: 和漢薬の良否鑑別法及調製法, 吐鳳堂書店, 東京, 1987.

主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 370-371.
 

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