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雷丸
雷丸
(らいがん)
生薬別名  
生薬ラテン名 Omphalia
生薬英名 Thunder Ball
科名 サルノコシカケ科 Polyporaceae
基原 ライガンキン Laccocephalum mylittae Núñez et Ryvarden (GBIF:2545710)
薬用部位 菌核
選品 外皮は黒褐色か栗褐色で處々に凹窩のある顆粒状塊で、よく枯れたきめの細かい硬いもの程良い (文献Q1)。
主要成分 その他 others
- Mg
- Proteolytic enzyme
薬理作用 條虫駆除作用,瀉下作用.
臨床応用 條虫駆除薬として応用する.1日3回,1日15~20gを3日連用する.
頻用疾患 回虫駆除, 腸内寄生虫
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 駆虫薬
薬能 殺虫消積.条虫,鈎虫,蛔虫,虫積腹痛,小児疳積に用いる.
薬徴  
備考 ライガンキン Polyporus mylittae Cook. et Mass. (=Omphalia lapidescens Schroeter)の菌核を乾燥したもの.この菌は一般にタケ類の根茎に寄生するが,ときに棕櫚(Trachycarpus sp.)やキリ(Paulownia tomentosa Steud.)などの枯れた樹の根際にも寄生する.
外部リンク: 民族薬物DB
参考文献 選品
Q1) 一色 直太郎 編: 和漢薬の良否鑑別法及調製法, 吐鳳堂書店, 東京, 1987.

主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 243-244.
 

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