韭菜子
(きゅうさいし)
生薬別名 | |
生薬ラテン名 | Allii Tuberosi Semen |
生薬英名 | Tuber Onion Seed |
科名 | ユリ科 Liliaceae |
基原 | ニラ Allium tuberosum Rottler ex Sprengel (IPNI:529062-1) |
薬用部位 | 成熟種子 |
選品 | |
主要成分 | |
薬理作用 | |
臨床応用 | 強壮,興奮薬として,小便頻数,インポテンツ,遺尿,夢精,婦人の帯下などに応用する.また地上部の葉は,そのなまの絞り汁を切り傷,うるしかぶれなどに民間的に用い,吐血,血尿に葉を煮て食べると止血効果がある |
頻用疾患 | インポテンツ, 精液漏れ, 頻尿, 尿失禁, 白色帯下 |
含有方剤 | |
帰経 | 肝, 腎 |
性 | 温 |
味 | 辛, 甘 |
神農本草経 | |
中医分類 | 補陽薬 |
薬能 | 温補肝腎,壮陽固精.肝腎虧虚,腰膝酸痛,陽痿遺精,遺尿尿頻,白濁帯下に用いる. |
薬徴 | |
備考 | 「韭子」とも言う.市場ではときに葱子(ネギ Allium fistulosum L. の種子)と混乱することがある.韭菜子の表面は皺が顕著であるが,葱子の表面には皺が少なく,隆起部に1~2本の稜線が認められる. 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK |
参考文献 |