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黄精
黄精
(おうせい)
黄精 入手時名称:黄精
撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館
TMPW No.:4589

生薬別名  
生薬ラテン名 Polygonati Rhizoma
生薬英名 Polygonatum Rhizome
科名 ユリ科 Liliaceae
基原 ナルコユリ Polygonatum falcatum A. Gray, カギクルマバナルコユリ Polygonatum sibiricum Redouté, その近縁植物
薬用部位 根茎(通常は蒸したもの)
選品 節が高く, 肉が肥大し, 分岐していないものが良いとされる (NI).
主要成分 多糖類 Polysaccharides:
[P. falcatum]: Falcatan(D-Fructose:D-Mannose:D-Glucose:D-Galacturonic acid=25:10:5:1)

キノン Quinones:
[P. falcatum]: Polygonaquinone
薬理作用 抗菌, 抗真菌, 血圧降下, 血糖降下. 肝臓からの糖質放出抑制作用.
臨床応用 滋養, 強壮薬として, 病後の虚弱, 肺結核の咳嗽, 糖尿病の口渇, 心煩, 血糖過多などに応用する.
頻用疾患 食欲不振, 口渇, 便秘, 乾咳, 腰や膝がだるく無力, 頭のふらつき
含有方剤
帰経 脾・肺・腎
神農本草経 上品
中医分類 補陰薬
薬能 補気養陰, 健脾, 潤肺, 益腎. 脾胃虚弱, 体倦乏力, 口乾食少, 肺虚燥咳, 精血不足, 内熱消渇に用いる.
薬徴  
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 NI: 一色直太郎, 『和漢薬の良否鑑別法及調製法』, 吐鳳堂書店, 東京, 1987.