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きらんそう
きらんそう
(きらんそう)
生薬別名  
生薬ラテン名 Ajugae Herba
生薬英名 Ajuga Herb
科名 シソ科 Labiatae
基原 キランソウ (ジゴクノカマノフタ) Ajuga decumbens Thunberg (IPNI:444558-1)
薬用部位 全草
選品  
主要成分 少糖類 oligosaccharides
- Galactan

ステロイド steroids
- Ajugalactone
- Ajugasterone C

その他 others
- Kiransin
薬理作用  
臨床応用 民間的に,切り傷,腫れ物,高血圧,発熱,腹痛などに煎服され,また生の葉もしくはその搗き汁を擦り傷や虫刺されなどに外用する.処方として用いることはなく,単味で用いる.
頻用疾患 切り傷, 高血圧症, 発熱, 腹痛
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類  
薬能 漆瘡を治す.
薬徴  
備考 生の葉を用いることもある.九州,四国,近畿などの関西方面では,これを「医者殺し」と称して民間的に用いることがある.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 77-79.