なんばの毛
(なんばのけ)
生薬別名 | 玉米鬚, 南蠻毛, 南蛮毛 |
生薬ラテン名 | Maydis Stigmata |
生薬英名 | Corn Silk |
科名 | イネ科 Gramineae |
基原 | トウモロコシ Zea mays Linné (IPNI:426810-1) |
薬用部位 | 新鮮花の花柱と柱頭 |
選品 | |
主要成分 | その他の脂肪族関連化合物 other aliphatic and related compounds - Citric acid - Malic acid - Oxalic acid - Tartaric acid 単糖類 monosaccharides - D-Glucose 少糖類 oligosaccharides - Galactan ステロール sterols - Stigmasterol - β-Sitosterol ナフトキノン naphthoquinones - Vitamin K その他 others - K塩 |
薬理作用 | 利尿,血圧降下,胆汁分泌促進作用が報告されている.南蠻毛を熱水抽出した分子量10万の糖蛋白質画分にIgE抗体産生抑制作用がある. |
臨床応用 | 利尿,利胆薬として,腎臓疾患,水腫性脚気など一般の浮腫性疾病に応用し,また肝炎,胆道結石,黄疸などにも用いる.近年糖尿病,高血圧症にも有効であるという臨床報告がある.日本では一般に民間薬として単味で用いる. |
頻用疾患 | 小便不利, 脚気, 水腫, 浮腫, 結石, 黄疸, 糖尿病, 高血圧症 |
含有方剤 | |
帰経 | |
性 | |
味 | |
神農本草経 | |
中医分類 | 利水滲湿薬 |
薬能 | |
薬徴 | |
備考 | 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK |
参考文献 | 主要成分 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, p. 131. |