刺五加
(しごか)
入手時名称:刺五加 撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館 TMPW No.:2434 |
植物名:Eleutherococcus senticosus 撮影場所:中国, 吉林省 撮影日時:2005 撮影者:小松かつ子 |
生薬別名 | |
生薬ラテン名 | Eleutherococci Senticosi Rhizoma |
生薬英名 | Eleutherococcus Senticosus Rhizome |
科名 | ウコギ科 Araliaceae |
基原 | エゾウコギ Eleutherococcus senticosus Maximowicz (IPNI:90431-1) |
薬用部位 | 根茎,しばしば根を伴う |
選品 | |
主要成分 | フェニルプロパノイド phenylpropanoids - Syringin クマリン類 coumarins - Isofraxidin |
薬理作用 | |
臨床応用 | 強壮,利水,去湿,鎮痛薬として,リウマチ,神経痛などの腰膝疼痛,脚気,皮膚風湿,水腫,インポテンツ,陰嚢湿痒などの症に応用する.また 「五加皮酒」 の原料としての用途も多い. |
頻用疾患 | リウマチ, 神経衰弱, 脚気, 水腫, インポテンツ, 浮腫 |
含有方剤 | |
帰経 | 肝, 腎 |
性 | 温 |
味 | 辛 |
神農本草経 | 上品 |
中医分類 | 活血去瘀薬, 強壮薬 |
薬能 | 去風湿,強筋骨.風寒湿痺,腰膝酸軟,心悸気短,下肢浮腫に用いる. |
薬徴 | |
備考 | 第十八改正日本薬局方収載品. エゾウコギは中国東北地方、ロシアなどの極東アジアに自生し、根茎及び根或いは茎を、中国では「刺五加」、欧米では「シベリア人参」などと称し、強壮薬として繁用する。近年健康食品としての需要が多い。刺五加を用いて五加皮酒を作ることもある。五加皮と刺五加は主に地下部を用いる生薬であるが、茎(幹)の皮も薬用にする。 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK, metabolomics.jp |
参考文献 |
遺伝子領域
Gene Region | |||||||||||||||||||
Nuclear | Chloroplast | Mitochondria | |||||||||||||||||
基原 | 5Ss | 18S | ITS1 | 5.8S | ITS2 | 26S | others | trnH-psbA | matK | trnK | trnK-rps16 | trnT-L | trnL | trnL-F | rbcL | rpoC1 | ndhF | others | |