巴戟天
(はげきてん)
生薬別名 | |
生薬ラテン名 | Morindae Radix |
生薬英名 | Morinda Root |
科名 | アカネ科 Rubiaceae |
基原 | Morinda officinalis F.C.How (IPNI:756442-1) |
薬用部位 | 根 |
選品 | 皮部が厚く色の黒いものが良い。澁みはあるが連珠をなさないものは下品 (文献Q1)。 |
主要成分 | |
薬理作用 | 巴戟天のエタノール浸液は,試験管内で枯草菌に対して抑制作用がある. |
臨床応用 | 補腎,強壮薬として,インポテンツ,婦人の寒冷による不妊症,リウマチ,脚気の痛みなどに応用する. |
頻用疾患 | インポテンツ, 不妊, 月経不順, 筋骨無力, 脚気, リウマチ, 腹痛 |
含有方剤 | |
帰経 | 腎, 肝 |
性 | 微温 |
味 | 甘, 辛 |
神農本草経 | |
中医分類 | 補陽薬 |
薬能 | 補腎陽,強筋骨,去風湿.陽痿遺精,宮冷不妊,月経不調,少腹冷痛,風湿痺痛,筋骨痿軟に用いる. |
薬徴 | |
備考 | 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK |
参考文献 | 選品 Q1) 一色 直太郎 編: 和漢薬の良否鑑別法及調製法, 吐鳳堂書店, 東京, 1987. |