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登呂根
登呂根
(とろこん)
生薬別名  
生薬ラテン名 Physalitis Rhizoma et Radix
生薬英名 Ground Cherry Root
科名 ナス科 Solanaceae
基原 ホオズキ Alkekengi officinarum var. franchetii R.J.Wang (IPNI:77143077-1)
薬用部位 根茎および根
選品  
主要成分 ステロイド steroids
- Physalin A
- Physalin B
- Physalin C

トロパン系アルカロイド tropane alkaloids
- 3-α-Tigloyloxytropane
薬理作用 子宮の蠕動運動促進.
臨床応用 鎮咳,解熱,利尿薬として民間的に用いられる.古くは根を煎じて堕胎薬として用いられた.民間では陰乾した根,葉を煎じ,感冒,乳汁不足,疝気などに用い,未熟の実を黒焼きとし百日咳に用いている.
頻用疾患 咳嗽, 発熱, 感冒, 咽喉痛
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類  
薬能  
薬徴  
備考 台湾市場の「苦しょく」はセンナリホオズキ Physalis angulata L. の全草である.
外部リンク: 民族薬物DB
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp. 179-180.
 

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