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白蘞
白蘞
(びゃくれん)
生薬別名  
生薬ラテン名 Ampelopsis Radix
生薬英名 Japanese Ampelopsis Root
科名 ブドウ科 Vitaceae
基原 カガミグサ Ampelopsis japonica Makino (IPNI:869647-1)
薬用部位 肥大根
選品  
主要成分 その他 others
- 粘液質
薬理作用 抑制作用(水エキス:皮膚真菌,in vitro).
臨床応用 収斂,鎮痛,解毒薬として,癰疽瘡毒,瘰癧,火傷などに応用する.
頻用疾患 熱傷, 膿腫, 帯下, 陰部の冷え痛み
含有方剤
帰経 心, 胃
微寒
神農本草経  
中医分類 清熱解毒薬
薬能 清熱解毒,消癰散結,斂瘡生肌.癰疽発背,疔瘡,瘰癧,熱湯熱傷に用いる.
薬徴  
備考 ブドウ科 (Vitaceae) のカガミグサ Ampelopsis japonica (Thunb.) Makino,(= A. serianaefolia Bunge)は中国原産で,わが国には享保年間に渡来し,各地で栽培されているが,日本産の市場品はない.通常肥大根を斜め切りした飮片として市販される.中国西北地方では同属の A. aconitifolia Bungeを,貴州,四川省ではガガイモ科 (Asclepidaceae) の Cynanchum auriculatum Royle や C. wilfordi Hemsl. を,また福建,広西省ではウリ科 (Cucurbitaceae) の Melothria heterophylla (Lour.) Cogn. や M. indica Lour. の根を白蘞または土白蘞と称し薬用とする.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, p. 66.
 

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