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薫陸香
薫陸香
(くんろくこう)
生薬別名  
生薬ラテン名 Indicae Mastiche (Resina Pistacia)
生薬英名 Pistacia Resin
科名 ウルシ科 Anacardiaceae
基原 クンロクコウ Pistacia khinjuk Stocks (IPNI:70252-1)
薬用部位 ガム樹脂
選品  
主要成分 モノテルペノイド monoterpenoids
- α-Pinene

トリテルペノイド triterpenoids
- Isomasticadienonic acid
- Masticadienonic acid
- Tirucallol
薬理作用  
臨床応用 今日では全く薬用にせず,薫香料として用いられる.
頻用疾患 瘀血, 歯痛
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 活血去瘀薬
薬能  
薬徴  
備考 現在の市場品がこのものであるか不明である.地中海沿岸地方に分布する同属の Pistacia lentiscus L. の樹脂は MASTIC (洋乳香)と称され,トルコ,ギリシャに多く産する.これもまた薫陸香の1種であろう.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 208-209.
 

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