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蚕沙
蚕沙
(さんしゃ)
生薬別名  
生薬ラテン名 Bombycis Faeces
生薬英名 Bombyx Faces
科名 カイコガ科 Bombycidae
基原 カイコ Bombyx mori Linné (GBIF:1868664)
薬用部位 糞便
選品  
主要成分 ジテルペノイド diterpenoids
- Phytol

トリテルペノイド triterpenoids
- Lupeol
- Tetracosanol

ビタミンA誘導体 (レチノイド) vitamin A derivatives (retinoids)
- Vitamin A

ステロール sterols
- Cholesterol
- Ergosterol
- β-Sitosterol

植物ホルモン類 plant hormones
- Heteroxine

アミノ酸 amino acids
- Histidine
- Leucine
- Lysine

プリン誘導体 purine derivatives
- Uric acid

その他 others
- Vitamin B
- カリウム
- カルシウム
- 燐酸
- 葉緑素
薬理作用  
臨床応用 鎮痙,鎮痛,鎮静薬として,リウマチ,関節痛,神経痛,腰部冷痛,皮膚そう痒,中風の半身不随などに応用する.また結膜炎,瞼縁炎などの炎症に外用薬として用いることもある.
頻用疾患 リウマチ, 関節痛, 腰の冷え, 皮膚疾患, 中風, 半身不随, 結膜炎
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 去風湿薬
薬能  
薬徴  
備考 蚕沙は灰黒色の短円柱形の顆粒状で,長さ2~5㎜,直径1.5~3㎜,表面は粗そうで6條の縦溝がある.質は堅いが脆く,容易に手で砕ける.微かに青草臭がある.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 330-332.
 

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