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蜈蚣
蜈蚣
(ごこう)
生薬別名  
生薬ラテン名 Scolopendra
生薬英名 Centipede
科名 オオムカデ科 Scolopendridae
基原 - タイワンオオムカデ Scolopendra morsitans Linné (GBIF:5179468)
- アカズムカデ Scolopendra multidens Newport (GBIF:5179525)
薬用部位 乾燥虫体
選品 体が長く、よく乾燥し、頭が赤く、背面は黒緑色、腹部が黄色で歩脚は脱落せず、乾いていても靭性に富み、折れ難いものが良品。
主要成分 脂肪酸関連化合物 fatty acids related compounds
- 脂肪油 (S. subspinipes japonica)
- Formic acid (S. subspinipes japonica)

アミノ酸 amino acids
- Leucine (S. subspinipes japonica)
- Tyrosine (S. subspinipes japonica)

その他 others
- ヒスタミン様物質 (S. subspinipes japonica)
- 溶血蛋白質 (S. subspinipes japonica)
薬理作用 結核桿菌抑制作用.新陳代謝促進作用.筋肉痙攣拮抗作用.皮膚真菌抑制作用(水浸液).
臨床応用 去風,鎮痛薬として,驚癇,抽搐,破傷風,関節炎,瘰癧,禿瘡,瘡瘍腫毒に用いる外,解毒薬として毒蛇の咬傷に応用する。
頻用疾患 破傷風, 関節炎, 禿瘡, 毒蛇咬傷, 半身不随
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 平肝熄風薬
薬能 息風鎮痙,功毒散結,通絡止痛.小児驚風,抽搐痙攣,中風口喎,半身不遂,破傷風,風湿頑痺,瘡瘍,瘰癧,毒蛇咬傷に用いる.
薬徴  
備考 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 326-328.
 

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