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雪の下
雪の下
(ゆきのした)
生薬別名 虎耳草
生薬ラテン名 Saxifragae Herba
生薬英名 Saxifraga Herb
科名 ユキノシタ科 Saxifragaceae
基原 ユキノシタ Saxifraga stolonifera Curtis (IPNI:794584-1)
薬用部位 葉または全草
選品  
主要成分 フラボンとフラボノール flavones & flavonols
- Quercitrin
- Saxifragin

その他 others
- KCl
- KNO3
薬理作用 煎液に制菌作用(変形杆菌,チフス菌,コレラ菌,黄色ブドウ球菌,緑膿菌).
臨床応用 解熱,解毒,消炎薬として,感冒や原因不明の熱に煎服し,また腫瘍,うるしかぶれ,しもやけ,とびひなどに生の葉をあぶって搗いて貼る.耳だれには生葉のしぼり汁を耳中に流しこむ.一般に民間的に単味で用いる.
頻用疾患 皮膚疾患, しもやけ, うるしかぶれ, 耳漏
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 清熱解毒薬
薬能  
薬徴  
備考 『本革綱目』に「虎耳草」の原名で収載される.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 41-42.