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馬銭子
馬銭子
(まちんし)
馬銭子
入手時名称:馬銭子
撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館
TMPW No.:15143

生薬別名 ホミカ
生薬ラテン名 Strychni Semen
生薬英名 Nux Vomica
科名 マチン科 Loganiaceae
基原 Strychnos nux-vomica Linné (IPNI:547371-1)
薬用部位 種子
選品 未詳
主要成分 脂質 lipids
- 脂肪油

モノテルペノイド monoterpenoids
- Loganin

タンニン tannins
- Caffeetannin

インドール系アルカロイド indole alkaloids
- Brucine
- Pseudobrucine
- Pseudostrychnine
- Struxine
- Strychnine
- Vomicine
- α-Colubrine
- β-Colubrine
薬理作用 中枢神経興奮作用 (strychnine).
臨床応用 苦味健胃, 鎮痛薬として, エキスまたはチンキ剤の形で, 胃腸のアトニー, 消化不良などに応用する.
頻用疾患 関節の腫脹・疼痛, ひきつり, しびれ, 打撲外傷による腫脹・疼痛, 咽喉の腫脹疼痛, 皮膚化膿症
含有方剤
帰経 肝, 脾
神農本草経  
中医分類 外用薬
薬能 通絡止痛,散結消腫.風湿頑痺,中風,半身不随,打撲損傷,癰疽腫痛;小児麻痺後遺症,類風湿性関節炎に用いる.
薬徴  
備考 第十八改正日本薬局方収載品.
硝酸ストリキニーネ(中枢神経興奮薬)の製造原料.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK, metabolomics.jp
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp. 331-333.
 

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