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玳瑁
玳瑁
(たいまい)
生薬別名  
生薬ラテン名 Eretmochelyos Carapax
生薬英名 Eretmochelys Carapace
科名 ウミガメ科 Chelonidae
基原 タイマイ Eretmochelys imbricata (Linné) (GBIF:8841716)
薬用部位 背甲の乾燥品
選品  
主要成分 その他 others
- 膠質 (詳細不明)
薬理作用  
臨床応用 鎮痙薬として,小児の驚癇に用いるほか,解熱,解毒薬としても用いる.また,痘瘡の予防,黒陥の治療薬として,生玳瑁を生犀角とともに汁に磨って温服する.
頻用疾患 痙攣, 驚きやすい, 発熱, ひきつけ
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類 平肝熄風薬
薬能  
薬徴  
備考 偽品には,次の各種がある.(1)赤けい亀(正覚坊の):背甲は赤褐色で,玳瑁に似ているが,透視すると,透明な小点が無い.(2)人工玳瑁:焼くと火えんが上がり,松の匂いがする. (3)魚皮で作った玳瑁:焼いても,火えんがでず,泡もたたないが,こげ臭い.
外部リンク: 民族薬物DB
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 304-305.
 

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