麻黄附子甘草湯
(まおうぶしかんぞうとう)
構成生薬 | 麻黄 , 附子 , 甘草 |
適応病態 | 少陰病期の虚証で,麻黄附子細辛湯証と同様に悪寒を伴う発熱があるが,咽頭痛や喘鳴などの急迫症状がみられ,痰飲のみられない際に用いられる |
適応疾患 | 悪寒, 微熱, 頭痛, めまい, 疼痛, 感冒, 気管支炎, 全身倦怠感, 全身倦怠感, 低血圧症, 咳 |
原典 | 傷寒論 |
条文 | 「少陰病,之を得て二三日,麻黄附子甘草湯にて微しく汗を発すべし,二三日裏證なきを以ての故に微しく汗をを発するなり」 「水の病たる,其脈沈小なれば,少陰に属す,浮なる者は風と為し,水なく虚脹するものは,気水と為す,其汗を発すれば,即ち已ゆ,脈沈なる者は,麻黄附子甘草湯に宜しく,浮なる者は,杏子湯に宜し」 |
備考 | 外部リンク: metabolomics.jp |