大腹皮
(だいふくひ)
入手時名称:大腹皮 撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館 TMPW No.:1762 |
生薬別名 | |
生薬ラテン名 | Arecae Pericarpium |
生薬英名 | Areca Pericarp |
科名 | ヤシ科 Palmae |
基原 | - ビンロウ Areca catechu Linné (IPNI:664107-1) - ダイフクビンロウ Areca dicksonii Roxburgh (IPNI:664125-1) |
薬用部位 | 果皮 |
選品 | 未詳 |
主要成分 | 未詳 |
薬理作用 | 未詳 |
臨床応用 | 利尿, 健胃,止瀉薬として用いられる. |
頻用疾患 | 腹満, 浮腫, 尿量減少, 脚気水腫, 下痢 |
含有方剤 | 藿香正気散 , 杏蘇散 , 分消湯 , 分心気飲 |
帰経 | 脾, 胃, 大腸, 小腸 |
性 | 微温 |
味 | 辛 |
神農本草経 | |
中医分類 | 理気薬 (利水滲湿薬) |
薬能 | 下気寛中,行水消腫.湿阻気滞,腹(胃)脹悶,大便不爽,水腫脹満,脚気浮腫,小便不利に用いる. |
薬徴 | |
備考 | 日本薬局方外生薬規格2018収載品. 「大腹皮」は「檳榔子」(ビンロウヤシの種子)を包んでいる繊維性の果肉である.大腹皮の基源としてビンロウヤシ以外のAreca属の果実の果皮が出まわっている可能性がある. 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK, KampoDB |
参考文献 |