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檳榔子
檳榔子
(びんろうじ)
檳榔子
入手時名称:檳榔子
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:2106
Areca catechu
植物名:Areca catechu
撮影場所:インド
撮影日時:2000
撮影者:小松かつ子

生薬別名  
生薬ラテン名 Arecae Semen
生薬英名 Areca
科名 ヤシ科 Palmae
基原 ビンロウ Areca catechu Linné (IPNI:664107-1)
薬用部位 成熟種子
選品 虫害がなく、内部断面の紋理が白色で、へその部分に穴のないものが良い。形状が扁平球状のものが良品 (文献Q1)。
主要成分 脂肪酸 fatty acids
- Capric acid
- Lauric acid
- Myristic acid
- Oleic acid
- Palmitic acid
- Stearic acid

タンニン tannins
- Arecatannins

アルカロイド alkaloids
- Arecaidine
- Arecoline
- Guvacine
- Guvacoline
- Isoguvacine
薬理作用 副交感神経興奮作用,中枢興奮作用,平滑筋収縮作用,粘液分泌腺刺激作用,血圧降下作用(arecoline),駆虫作用(アルコールエキス/ミミズ・条虫).
臨床応用 収斂,健胃薬として,脚気,腹満,腹痛,消化不良などに応用する.また条虫駆除薬にする.その他,緑内障治療薬,軟膏基剤.
頻用疾患 腹満, 腹痛, 便秘, テネスムス, 脚気水腫, 回虫, マラリア
含有方剤 烏苓通気散 , 延年半夏湯 , 九味檳榔湯 , 鶏鳴散加茯苓 , 椒梅湯 , 十六味流気飲 , 女神散 , 変製心気飲
帰経 胃, 大腸
辛, 苦
神農本草経 中品
中医分類 駆虫薬
薬能 殺虫消積,降気,行水.条虫,蛔虫,姜片虫病,虫積腹痛,積滞瀉痢,裏急後重,水腫脚気,マラリアに用いる.
薬徴  
備考 第十八改正日本薬局方収載品.
東南アジア諸国では檳榔子をキンマ葉,石灰などと一緒に咀嚼する(betel chewing)習慣がある.果皮は「大腹皮」と称され薬用とする.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK, metabolomics.jp, KampoDB
参考文献 選品
Q1) 難波 恒雄, 津田 喜典 編: 生薬学概論 (改訂第3版), 南江堂, 東京, 1998.

主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp. 300-301.
遺伝子領域
Gene Region
Nuclear Chloroplast Mitochondria
基原 5Ss 18S ITS1 5.8S ITS2 26S others trnH-psbA matK trnK trnK-rps16 trnT-L trnL trnL-F rbcL rpoC1 ndhF others
Areca catechu Linné (IPNI:664107-1)
PRK gene
 AY348906
rpb2
 AY543109
 FJ200373
PRK gene
  AF453333
malate synthase gene
  AF455572
ycf5
 GQ435846
 

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