灯心草
(とうしんそう)
入手時名称:燈心草 撮影場所:富山大学 和漢研 民族薬物資料館 TMPW No.:2568 |
生薬別名 | 燈心草 |
生薬ラテン名 | Junci Herba |
生薬英名 | Common Rush |
科名 | イグサ科 Juncaceae |
基原 | イ Juncus effusus Linné (IPNI:442917-1) |
薬用部位 | 地上部又は茎の髄 |
選品 | 未詳 |
主要成分 | 脂質 lipids - 脂肪油 フラボンとフラボノール flavones & flavonols - Luteolin ペプチド peptides - 蛋白質 |
薬理作用 | 未詳 |
臨床応用 | 利尿, 解熱, 鎮静薬として, 小便不利, 淋病, 水腫, 産後の浮腫, 心煩して不眠を訴えるものなどに応用する. 民間的に草を噛みくだいて傷などの出血につける. 小児のひきつけによる熱, 泌尿器系の炎症, 瘡瘍に応用する. |
頻用疾患 | 排尿困難, 排尿痛, 淋疾, 水腫, 浮腫, 焦躁, 不眠症, 夜泣き |
含有方剤 | 加味解毒湯 , 滋腎明目湯 , 分消湯 , 分心気飲 |
帰経 | 心, 小腸 |
性 | 微寒 |
味 | 甘, 淡 |
神農本草経 | |
中医分類 | 利水滲湿薬 |
薬能 | 清心火,利小便.心煩失眠,尿少渋痛,口舌生瘡に用いる. |
薬徴 | |
備考 | 日本薬局方外生薬規格2018収載品. 外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK, KampoDB |
参考文献 | 主要成分 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, p. 20. |