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ウラジロガシ
ウラジロガシ
(うらじろがし)
生薬別名  
生薬ラテン名 Quercus Salicinae Folium
生薬英名 Quercus Salicina Leaf
科名 ブナ科 Fagaceae
基原 ウラジロガシ Quercus salicina Blume (IPNI:296716-1)
薬用部位 葉(しばしば枝を伴う)
選品  
主要成分 その他の脂肪族関連化合物 other aliphatic and related compounds
- Succinic acid

トリテルペノイド triterpenoids
- Epifriedelanol
- Friedelanol
- Friedelin
- Taraxerol

フラボンとフラボノール flavones & flavonols
- Isoquercitrin
- Kaempferol
- Quercetin

その他の芳香族化合物 other aromatic compounds
- Catechol
- Ellagic acid
- Gallic acid
- Pyrogallol
- β-D-Glucogallin
- 3,3'-di-O-Methylellagic acid
薬理作用 結石の形成抑制,溶解作用(水エキス).
臨床応用 胆石症及び腎石症に応用される.
頻用疾患 胆石, 腎尿管結石
含有方剤
帰経  
 
 
神農本草経  
中医分類  
薬能  
薬徴  
備考 日本薬局方外生薬規格2018収載品.
日本の民間薬.薬用の起源は極めて新しい.1925年頃,徳島県勝浦町で,同地方の「シラカシ」と称する植物(ウラジロガシ)の葉の煎剤を服用したところ,胆のう結石に著効があったと報告された.1958年以降,ウラジロガシに生体内結石溶解または結石形成抑制作用があることが実験的に証明された.
外部リンク: 民族薬物DB, KNApSAcK
参考文献 主要成分
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp. 97-98.
 

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