メニュー  → 生薬学術情報  → 
防風
防風
(ぼうふう)
真防風 入手時名称:真防風
撮影場所:富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館
TMPW No.:1033
Saposhnikovia divaricata 植物名:Saposhnikovia divaricata
撮影場所:モンゴル国
撮影日時:2004
撮影者:小松かつ子

生薬別名 真防風, 関防風, 東防風, 山防風
生薬ラテン名 Saposhnikoviae Radix
生薬英名 Saposhnikovia Root and Rhizome
科名 セリ科 Umbelliferae
基原 Saposhnikovia divaricata Schischkin
薬用部位
選品 外面が淡黄色で内部が充実し,太く長いものが良品.通常根頭部に暗褐色の繊維状の根出葉残基をつける (TN).
主要成分 単糖類 Monosaccharides:
D-Mannitol

テルペノイド(精油) Terpenoids (Essential oils):
精油

クロモン類 Chromones:
5-O-Methyl visamminol, Cimifugin, Hamaudol,それらの glucoside

クマリン類 Coumarins:
Deltoin
薬理作用 解熱作用(煎剤).
臨床応用 発汗,駆風,解熱,鎮痛薬として,感冒,頭痛,発熱して無汗,関節痛,四肢拘攣,破傷風などに応用する.
頻用疾患 感冒, 発熱, 悪寒, 頭痛, 身体痛, 関節の腫脹・疼痛, 筋肉のひきつり, 痙攣, そう痒, 破傷風
含有方剤 黄連消毒飲 , 加味八仙湯 , 玉屏風散 , 駆風解毒散 , 駆風触痛湯 , 荊芥連翹湯[一貫堂] , 荊芥連翹湯[回春] , 桂枝芍薬知母湯 , 四順清涼飲 , 瀉胃湯 , 十味ざ散 , 十味敗毒湯 , 小続命湯 , 消風散 , 舒筋立安散 , 助陽和血湯 , 辛夷散 , 秦艽防風湯 , 腎疸湯 , 清咽利膈湯 , 清湿湯 , 清上蠲痛湯 , 清上防風湯 , 清涼飲 , 洗肝明目湯 , 川芎茶調散 , 疎経活血湯 , 大三五七散 , 大防風湯 , 竹葉湯 , 治頭瘡一方 , 釣藤散 , 当帰飲子 , 当帰拈痛湯 , 内托散 [回春] , 内托散 [千金] , 防已地黄湯 , 防風通聖散 , 立効散 , 龍胆瀉肝湯 [一貫堂] , 明眼一方
帰経 膀胱・肝・脾
微温
辛・甘
神農本草経 上品
中医分類 解表薬 (辛温解表薬)
薬能 解表去風,勝湿,止痙.感冒頭痛,風湿痺痛,風疹そう痒,破傷風に用いる.
薬徴  
備考 第十七改正日本薬局方収載品.
参考文献 TN: 難波恒雄, 津田喜典編集, 『生薬学概論』, 改訂第3版, 南江堂, 東京, 1998.
遺伝子領域
Gene Region
Nuclear Chloroplast Mitochondria
基原 5Ss 18S ITS1 5.8S ITS2 26S others trnH-psbA matK trnK trnK-rps16 trnT-L trnL trnL-F rbcL rpoC1 ndhF others
Saposhnikovia divaricata Schischkin