排膿散及湯
(はいのうさんきゅうとう)
構成生薬 | 桔梗 , 甘草 , 大棗 , 芍薬 , 生姜 , (ヒネショウガ) , 枳実 |
適応病態 | 少陽病期の虚実間証で,皮膚や粘膜の化膿性疾患がみられる際に用いられる |
適応疾患 | 副鼻腔炎,鼻炎,中耳炎,歯槽膿漏,歯齦炎,麦粒腫,廱,癤,乳腺炎,肛門周囲膿瘍 |
原典 | 吉益東洞全集 |
条文 | 「為則(東洞)案ずるに,粘痰あるいは膿血ありて急迫する者,これが主る(類聚方、排膿湯について)」 「為則案ずるに,瘡癰ありて胸腹拘満する者,これが主る(類聚方、排膿散について)」 |
備考 | 排膿湯と排膿散の合方である。 一般用漢方製剤製造販売承認基準収載. 外部リンク: metabolomics.jp, KampoDB |